
前回の続きです。
みなさんの発言を、全部は書けないので、会の方向性に関係がありそうなものをピックアップし、かいつまんで(時には意訳して)書きます。繋がりがないところがあるのはご容赦を。
〜前にチラシを配った人から後で会った時、LRTの話はどうなったの?と聞かれる。こういう活動をやっていることが広まるだけでも、本牧を元気にすることにつながると思う。まちづくりというと漠然としてしまうので、LRTを走らせたいということを前に出しても良いのではないか?
〜何が一番核心的な問題でそこに対してどうアプローチしていくかが大事だ。
ポイントは本牧がどうなると元気があると言えるのか?重要な指標は何か?何がどうなれば目標達成なのか。
バスに乗れないくらい乗客がいるということは交通の路線としてはめちゃくちゃ元気だとも言える。交通まちづくりで言うなら、交通を使っている人は十分いる。需要に対しての交通が足りていない。需要を満たすように働きかける必要はある。それが変わったところで、自分たちが目指す元気が獲得されるのか?その元気ということの解像度を上げる必要があると思う。その解像度を上げていく中で本質的な問題が見えてくるのではないか?
もう一つは、まちづくりを横断的に考えられるのは今は草の根しかない。横浜市よりも考えて、横浜市ができない根回しまで市民(民間の動き)でやっていくくらいのことが必要だ。
〜マイカル本牧ができたときにテーマパークとして考えたのが間違いだった、という話を読んだ。本牧はそれを何十年も引きずってきたような気がする。
〜建築家として建築の質を見るとマイカル本牧の開発はかなり質が高かったと思う。本牧の真ん中の核たりうる空間にはなっている。あとはその空間をどう使っていくかというところだろう。
今の本牧がどういう使いにくさや、元気をなくすような原因になっているかを分析的に見ていくことが必要だ。
〜今全国で活動する中で交通まちづくりという言葉を拡めようと活動している。その中で横浜市は周辺部は山坂が多いので、そのバスの整備で横浜市は一所懸命だ。都心部は鉄道事業者に任せて市は関わっていない。本牧はその間で政策面で空白地になってしまっている。だから市民が言っていかないと市は動かない。
市は地元の人の声を一番大事にするので、町内会などが言ってくると動かざるを得なくなる。町内会を活用するのはいいと思う。
どこかのタイミングで我々の考えをまとめた上で市と情報交換をする場を設けたい。
〜本牧に住んでいない人間にとっても本牧はおしゃれな街であって欲しいと思う。
〜ここに来るときにお祭りをやっていて小さな子供たちがいっぱいいて、この地域にこんなに子供が居たのかとびっくりした。高齢者が多いのかと思ったら、そんなこともない。そういう子供たちを元気にしたい。
〜 2年前にインターナショナルスクールができてから若い世代が増えている。夕方くらいに外国人の子供たちはお茶飲むとか、どういうところで遊ぶのかなと思う。5番街があったときにはお店もあったのがなくなってしまっているので・・・。
〜そもそも何が問題なのかを把握する必要がある。
日本のいいところは行くところがないのに鉄道を先に引き、土地を持ってて街の開発をしてしまう。トータルでやるから上手く行く。本牧の問題は需要はあるのになんで供給がないのか?問題の本質がなんなのかを見極める必要がある。
〜バスの問題は運転手が不足していること。
〜LRTありきでも良いと思う。ほんとにそれで活性化になると信じているなら覚悟を決めてやれば良いと思う。LRTありきに聞こえてしまうから名前変えようというのも少し違うのではないか?LRTが必要と思うならチャレンジは大きくなるという認識をした上でやるしかないだろう。
〜お祭りがあると子供たちが集まってくる。家やマンションも売り出されるとすぐに売れる。新しい人も結構入ってきていると思う。若い人も増えてる。
〜東京に行こうと思うと横浜まで30分以上もかかって、自分の同級生はみんな本牧から出ていってしまってる。
観光収入は本牧も結構望めるのではないか。今は山下とかみなとみらいの方に目が行きがちだけど。
〜みなとみらい線がここまで延伸してくれれば一番いい。
〜地下鉄は計画としては残っているが、実際に実現させるためには地元の行政がやるわけで、横浜市は今そこまでお金をかけるつもりはない、とはっきり言っている。本牧のエリアの交通を充実させるのであれば、まずはバス、最終的にはLRTという流れになると思う。
〜横浜市は地元のリーダー的な人たちがどういう意見を持っているかを見る。だから地元のリーダーがその気になるというのが重要だと思う。
司会者:先ほどの市民が横浜市よりも考えて、という話は、たとえばLRTが通る場合の道路の幅などを全部測った上で、横浜市に提出するというようなことですか?
〜それくらいの意気込みで行った方がいい。科学的な根拠を全部押さえる。例えば、中村川に全く桟橋がないところで、石川町の新桟橋が今回作られた。私自身、それを作る過程に参画し、10年以上かけて、もしあったらこういう使われ方をするだろう、とか、船会社や行政と一緒にここに桟橋があればどれだけの需要が見込めるかとか、共に協力して実例を積み上げていった。石川町の地元としても、桟橋ができた場合の準備体制までできていた。桟橋に隣接して町が運営するカフェも作って、船のチケットもそこで販売できるように前もって準備してある。
日ノ出町はまた異なる体制で運営しているなど、町ごとに町の総意をしっかり作っている。こうした積み上げにより桟橋を作らないという選択肢がないところまでにした。つまり、公共投資をする理由をこちら側で整えた。
〜LRTを目標設定として活動してもいいのではないか。
〜本牧のすごいのは人の多様性というのがある。海外と繋がる人も多い。湾岸線などを使えば結構便利で、不動産価値も高い。公共交通を使わない人もいる。公共交通が便利になればより需要が爆発的に増える可能性がある。今一番不便だと思われている時が一番チャンスではないか。そのためにどういう準備をしていくのか。
大きな資本に勝手に開発される前に、本牧の良さを守るためにどういう布石を打つのか、そこを交通まちづくりというところで市民が考えていく必要がある。
以上が3時間のミーティングの一部の記録です。
参加していただいた方、本当にありがとうございました。
ところで、本牧を元気にする、というと、本牧は元気がないなんてことないよ、という人もいるのでは?という話も出ました。
私個人もそういう面もあると思います。
お店が減ってることは現実ですが、子供や若者も結構いて、高齢者だけの街にもなっていません。
5番街の閉鎖もオーナーからの退去要求で、お店が出ていったわけではないし、リニューアルが進まないのは、資材高騰など日本全国で起こっていることが原因かもしれません。
会の名前も本牧LRTプロジェクトでいいんじゃないの?とか「交通まちづくりで本牧を元気にする会・設立準備会」の仮称のままで当分は行ったらどう?とか、元気にする、はなくてもいいのではないか?など、いろいろな意見のまま終わりました。
これについても次回、みんなで考えて行きたいと思います。
ともあれ、今後の本牧をどうして行きたいのか、を、この多様で価値観も生活スタイルも様々な本牧の住民がゆるくまとまって、ある程度の総意を作るというのが今の目標なのかな、と思いました。でも、それができたらとっても面白いことになるんじゃないか、とも思います。
次回は8月22日土曜午後にミーティングを開く予定です。
また10月にはイオン本牧37周年記念のイベントに、この会も無料コンサートの主催やLRTの模型の展示などで参加することになっています。
両方とも、このホームページで詳細をお知らせします。どうぞご期待ください。(E .K.)





